Himeka









平凡なんてつまらない。
脇役はイヤ。
ヒロインになりたいの。




001:事件は何処で起きた 
【とある少女】







平凡な名前に平凡な顔。
平凡な家族に普通の毎日。

退屈で仕方がない。

テレビや本の中にはキラキラした世界が広がってるのに、なんで私にはそれが無いの?

今一番お気に入りの漫画をパラパラとめくる。
ページの中にはかっこいい男の子たちばかり。

「いっそこの中に入ってしまいたいなぁ。」

いわゆる、トリップってやつ。
ここ最近、その考えが頭から離れない。

嫌われとか、ほのぼの日常なんかじゃなくて、みんなに愛される逆ハー。
容姿も家柄もトリップマジックでパーフェクトな美少女。


「なるほど。それが君の願い?」


突然、頭の中に声が響いた。


「…だれ?」


もしかして頭がおかしくなってしまったのかな?
でも、どうか現実で有って欲しい。
だって、これは夢小説によくあるパターン。
このあと、ヒロインは謎の声に導かれてトリップするの。


「覚悟があるなら、君を君の望む世界に連れていってあげよう。勿論、君の望む姿で。」


なんてラッキーなんだろう!
私の答えは決まってる。


「わたしをテニスの王子様の世界に連れて行って!」







そして、歯車は回り始める。















Reflection


ここから新章。
視点がコロコロ変わりますが、ご容赦ください。

REPLAY
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